夢の世界線の中心でくずおれた物語 ~ハルカメラ廃墟~ camerahal.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

管理人クレハルルが管理運営をしているブログです。


by クレハル

カテゴリ:写真詩( 2 )


ふたつの光


ふたつの光は 同じ方向へ向かい 今日ひとつになる

数限りなきレンズの屈曲の果てに 収束する点へと結実する

ふたつの光は わたしにとってとても大切なものであり

このふたつの光を通して 世界をより立体的に視ることができる

その光をこれからも観測できることが わたしの希望であり 理想の波動だ

観測者であり続けることができること こんな関係を選択できたこと そんなことは滅多にない

過去は光に満ちて 未来も光に満ちることが もはや決定されているのだから

闇さえも 光を演出するための スパイスに過ぎない

遠い世界の果てにいる わたしがそう確信する

歪な多角形でさえも ふたつの二次元により適正な解へと導かれるだろう

問2:ふたつの光が アトラクタフィールドに与える 世界線の数値変動を証明せよ

※そのときリーディングシュタイナーの発動は無視してよい

それは必然であると 確信できる プールの水

それはスカイツリーの川を流れる 青きともしび

それは花咲き誇る とある公園

それは夜のとばりに佇む 工場の海

それは幾ばくかの 滝たちの叫び

それは紅葉に ドキドキと心躍る 小道

それはまだ視ぬ 雲海に泳ぐ名もなき建物

それは満天の星空に ねころがる赤道儀の冒険

それはふたつの光が ひとつの宝物になる日

故に 変動した数値は計測閾値を超えて

わたしはとんでもなく大きなものを 手に入れてしまう

ふたつの光よ わたしの宝物になってくれて有り難う

だからきっと 輝かしい それはまるで

宝石箱を開けるような 人生を 希います


「ある二人の親友に捧げるこの日の朝の詩」


[PR]
by greenhal2015 | 2015-10-12 07:35 | 写真詩

ゼロ


e0351574_21053466.jpg
「ゼロ」

どんなに大切な存在でも

いつかはいなくなってしまう

そう

わかっていたはずだった

でも本当にいなくなってしまって

突然すぎて

どうしてなのかさえ わからずに

唐突に 降り出した雨を 悲しみが追いかける

いなくなってしまっても

このたくさんの記憶はなくならない

それだけが救いのようで

それだけが哀しみのようで

もう明日がない

大切な存在が静かに眠っている

たくさん撮った写真をみて

それにどんな意味があるのか

楽しい思い出のはずなのに

思い出すのがつらくて

かわいそうで

この雨が 大切な存在の涙なのかもと 言われ

それを精一杯に 否定した

皆が涙している光景を 遠くから眺めれば

その涙こそが

大切な存在が幸せだったことの証だと

確信できた

何も思い残すことはない

だから

ごめんね とは言わない

ありがとう

君がいたから みんながひとつになって

今のこの ひとつの幸せがつくれたよ

明日

本当のゼロになっても

絶対に忘れないからね



[PR]
by greenhal2015 | 2015-09-26 21:09 | 写真詩